4/4(日)ナラティヴ・アプローチ特別講座第二弾「組織に働きかけるナラティヴ・アプローチ」開催のお知らせ
今年も国重さん(kouさん)をお招きして、プロセス探求サロン「ナラティヴ・アプローチ特別講座」第二弾を開催します!
第一弾では「問題解決にはまり込まずに問題をほぐす“ナラティヴ・アプローチ”」と題して、「人が問題なのではなく問題が問題なのだ」という信念のもと、様々な視点からの語りかけを行いながら、見えにくく隠されがちになる領域に光をあて、会話に誘うナラティヴ・アプローチをご紹介いただきました。(レポートページはこちらをクリック)
その時kouさんから、組織開発での語りについて、場合によっては問題をより支配的にしてしまう可能性への示唆がありましたが、今回はそこを更に一歩踏み込んでいく内容として、あらためてナラティヴ・アプローチとは何かを簡単にご紹介すると共に、組織開発で語られている言葉をナラティヴ・アプローチの視点から読み解くお話をしていただきます。
このお話は、人や組織の成長に関わる実践者にとって、とても興味深い内容になることでしょう。
ここ数年の間、社会構成主義の概念が広まると共に、組織開発の本の中にナラティヴ・アプローチという言葉が登場したこともあり、人や組織の成長の支援促進に取り組む人々の間にもナラティヴ・アプローチへの興味関心が高まってきています。1対1の対人支援になるカウンセリングの世界とグループを扱うファシリテーションやコンサルテーションの世界では、異なる観点はあるものの、ナラティヴ・アプローチの背景にある哲学的思想は、私たち人や組織の成長に関わる人々にとって、多くの学びをもたらしてくれるに違いありません。
この場は、組織に働きかけるナラティヴ・アプローチをお教えする場ではありません。
私たち人は皆、物事をとらえる時に何かしら解釈の枠組みを使っていますが、Kouさんからの話題提供を始め、この場に集まった人々との対話を通じて、改めて自分自身のあり方を探究するきっかけになれば嬉しいです。
今回は、共にニュージランドでナラティヴを学び、組織とナラティヴについて共に探究の場づくりをしている松本加奈子と飯島邦子がナビゲートします。
組織開発に取り組む実践者の皆さん、人とチームの関わりに伴走するファシリテーターの皆さん、ナラティヴを自身の現場に役立てたいと思う皆さん、様々な多様な方たちとの語り合いから、新しい芽吹きを楽しめる時間になれば幸いです。
どうぞご参加お待ちしております。
(このイベントは終了しました)