そこに”ある”はずの芽吹きを信じて
つくばで開かれたファシリテーションフォーラム。
尊敬するファシリテーターであり、ファシリテーションで復興支援という活動を立ち上げた徳田太郎さんが大切に育んできた市民大学で、そこで学び合うメンバーが手作りで作り上げた一大イベントです。
そこに集う皆さんが実行委員となり、準備を積み上げてきた〈ファシリテーション〉という切り口で人々が集うフォーラムに、私の尊敬するファシリテーターの師匠鈴木まり子さんと共に、光栄にも講師側の役割をいただいてお声がけいただき、行ってまいりました。
ファシリテーターというもののあり方を、復興支援の現場を共にする中で、私に見せてくれているお二人です。私はどれだけのことをこの2人から学ばせていただいているか・・・言葉には尽くせない感謝があります。はっきりいってこの2人に並んで講師というのはおこがまし過ぎます。
だからこそ、私も企業支援でやってきたファシリテーションの事例発表や質問百本ノックや分科会や、とにかく自分自身が目いっぱい楽しむこと。
ファシリテーションは、一人ひとりが尊重される民主的な場、新しい価値が育まれる創造的な場をつくる技術。このフォーラムは、そのファシリテーションをつくばで学び合った仲間の皆さんが創り上げてきた大きな成果です。自分たちの手で自分のまちで、それぞれがそれぞれの役割で力を発揮していったからことの成果。
この中に入れたことが幸せな時間でした。
何かを成し遂げる時、そこにはファシリテーターだけでは成し遂げられないものがあります。
でもファシリテーターがいれば、そこにある芽が芽吹き易くなる・・・それは間違いないな、って思いました。