人に共感を与える前に自分に共感しよう

NVC(Non Violent Communication)のワークショップに参加してきました。

非暴力コミュニケーションと訳されることもありますが、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスです。

今回学んだことで大事だと思ったことは

「人に共感を与える前に自分に共感しよう」

ということ。

これは自分本位の考え方ではなくて、まさに自分を聴す(読み方は”ゆるす”)ということである、と私なりの解釈をしています。

つまり、自分の声を聴く。向き合う、ということ。
体の反応から、呼吸の変化、心の動き、などなど。

昨日ファシリテーション講座を受講してくださった受講生の皆さんとの語らいの場に参加したのですが、そこで、早口になったり、攻撃的になったり、ダンマリになったり、すぐにまとめようとしたり・・・話し合いの場での困ったを創り出すものは何だろう?ということを皆さんと考え、恐らく、なんかしらの「怖れや不安」なのではないか、という話になりました。
今回のNVCのお話を通して今一度考えてみると、自分をゆるせないことから生まれる怖れや不安なのではないか、というところに想いいたりました。

まずは、自分を許してみることから始まるのかもしれません。