学び合いの場にファシリテーションという働きかけがあることの価値

昨年秋ぐちからお手伝いしている薩摩國シティセールス大学次世代エネルギー学科。
今日は今年度最後の総括会でした。

住民や地場の事業体が主体的に動くことが地域の力。学生の皆さんは地域のエネルギー事業を支える人々。
この人材の発掘育成を通して地域の未来を支える産業振興の実現に寄与することがこの大学の目的です。

私の役目は、この場にファシリテーションをちょこっとずつ取り入れて、学生さんたちの主体性を引き出すこと。
徐々に学生さんたちの様子が変化しているのは肌間隔で感じてはいましたが、今日のチェックアウトでの皆さんの力強い言葉に、4か月間の変化が見えてきて、嬉し泣き。

何より嬉しいのは、こういった学び合いの場にファシリテーションという働きかけがあることの価値を実感してくれた役所の皆さんの声。
「役所のみんなにも共通の概念として知ってもらいたい」という言葉がわき出てきたことは何よりのご褒美。

実は今回の総括の場は当初のカリキュラムにはなかったわけですが、このタイミングで実施することの意義を理解して頂き実現。
学生さんたちも年度末の忙しい中、懇親会含めて参加して頂き、来期へぐんと勢いが増した感じの一日でした。