看護実習指導者養成ファシリテーション講座

2日間の看護実習指導者養成ファシリテーション講座でした。
看護学生の学びを支援する実習指導者と言われる方たちに、ファシリテーションを教えてと依頼されたのです。

医療従事者でない私に伝えられる、実習指導者に求められることは何か?を考えてプログラムを設計しました。

まずは、学び手が安心して実習に向き合えるような雰囲気づくりをする大切さ。
そして、関係者と学び手と繋ぎ、お互いに「共に働く仲間」として意識できるようにする働きかけをしていく役割を引き取る責任。
だからこそのファシリテーションであり、場のデザインであり、という学びが求められているのだろうと考えています。

重きを置いたところは、ラボラトリー体験学習の振り返りシート。
都度都度、振り返りシートを書き込むことへの抵抗を語っていた参加者も、二日間の終わりに全体を振り返ったシートには、このシートがすごく役立つことが理解できた、という言葉が出てきたのが、何よりでした。

振り返りのプロセスをたっぷり入れた構成をギリギリまで試行錯誤してよかったです。

明日からの臨床実習もファシリテーション力で学生たちをしっかり支援してくれますように応援しています。