オンラインの場づくり「プロセス」の探求は続く・・・

「そもそもファシリテーターが働きかけるプロセスって何?」
春の実践ファシリテーター養成講座から受講生とオンライン勉強会が続いているのですが、そこでの素朴な疑問からこのテーマが決まりました。

ファシリテーターはプロセスに働きかけると言われています。そして、そのプロセスへの働きかけをどう設計していけばよいのかを考えることが「プログラムデザイン」となります。
ファシリテーションを活用した参加型の場(ワークショップでも会議でも)を開こうと思う時、その場でファシリテーションのスキルを活用するだけでなく、その場を開く前にプログラムデザインという事前準備を行いますが、この時に「プロセス」をどう認知しているかどうかで、このプログラムデザインの精度はかなり違ってくると考えています。

特にこのコロナ禍の中で増えているオンラインの話し合いの場。正直まだ分からないことも一杯あるわけで、この場のプロセスをどう捉え、どうデザインするかは、オンラインの場を創ろうとするファシリテーターにとっても重要だ!という思いがありました。

なので、今回は参加者で共通のオンライン環境での話し合いを体験し、そのプロセスを分解していくことから「プロセスの認知」を高めていくことにトライしたのですが・・・
いやぁ、やっぱりプロセスって奥深いです。

実際にやってみてふりかえり、そして受講者と共にふりかえり・・・
色々と改善ポイントも見えて、受講者からは何度か繰り返してもらえるとありがたいという言葉をもらったので、もう少しブラッシュアップしてまた開催したいと思っています。