プレゼンテーションはプレゼントを優しく手渡すように・・・
clubhouseなるものに招待をいただき、初のルーム体験はインタープリテーションのお話でした。
軽い気持ちで初めてルームに入り、軽い気持ちでオーディエンスしているはずが、ラジオの向こうから自分の名前が聴こえてくるじゃありませんか。
え?私?みたいな。ということで、突然スピーカーに引き上げられてしまい、皆さんと一緒にトークすることに。
私がインタープリテーションという言葉を知ったのは、ESD(持続可能な開発のための教育)の活動をお手伝いした時でした。
インタープリテーションについては専門外ではありますが、学びの「場」に対する考え方にはファシリテーションとすごく通じるものがあると思っています。
ですので、インタープリターの先達の皆さんから学ぶことは本当に一杯で、中でも「伝える」という行為=プレゼンテーションについての向き合い方に大きく影響をうけました。
学んだことは、どんなに素晴らしい情報”コンテンツ”も、その伝え方・伝わり方の”プロセス”が、その相手に合っていなければ伝わらない、ということ。
相手が受け取れないボールを投げたらそれはドッチボールになってしまうこと。相手が子どもなら子どもでも受け取れるボールと投げ方で。
『言ったら伝わるは伝える側の傲慢なんだよ』
という厳しい言葉にまさにアンラーニングした体験でした。
誰にどんなプレゼント渡したいの?と考えることが大事。
今ここにいる相手を知らなければ、相手に合わせたボールは投げられないから。
プレゼンテーションはプレゼントを優しく手渡すつもりで・・。
ファシリテーターションもインタープリテーションも、この文字だけでは何なのかが伝わりにくいところも似ているかも。
もっともっと伝わっていくように・・・やれることをやっていきます。