未来からのバックキャスティングによる戦略開発

未来からのバックキャスティングによる戦略開発を通して組織開発するプロジェクトが大きな山場を越えました。
行きつ戻りつ、かつてない体験に戸惑いながらも率直に愚直に、こういう会社を作っていきたいんだという想いにお互いが共鳴し合いながら、少しずつ前に進んできました。
ここまでくるとアウトプットへのチームの納得度が本当に高まっていることが実感出来て、伴走していて楽しいです。
また、新たに事業創出に向けて歩き出したプロジェクトはようやくチームが大切にしたい価値観を握り合ったところ。
まだまだがっつりチームになるというにはやや手前の段階。でもリアルな事業の課題に取り組みながらきっと前に進むと信じています。

それでふと思い出したこと。
結局、経営者がやることって決断しかないのだよな、っていう当たり前のこと。
でも、往々にして起こりがちなのが、経営者が決断できず組織に不安や不満が蓄積され、結果、見えにくい課題(所謂、適応課題といわれるしろもの)でがんじがらめになってしまう事象。
経営者が決断するにも、見えにくい課題を解きほぐすにも、やっぱり話さないと始まらない。
チームが思いっきりがっつり話し合えていれば、関係性は解きほぐされていくし、その場を信じて観ていれば経営者は自ずと決断することは何か、が見えてくる。
でもどうしても経営者がなんとかしなくちゃってなりがちだし、その話し合いそのものを開くことを恐れてしまう。

それって、何がそうさせているのか・・・ここを共に考えていくことが大切なのではないかと思う私です。