与えられた目的ではなく「私たちの目的は何か」を紡ぐプロセス。

プロジェクト型の人財育成プログラムの場合、プロラボで大切にしていることが、与えられた目的・目標を参加者がアップデートすることです。

研修教育の場を提供するマネジメントサイドには、明確な意図・目的があって研修をご依頼いただきます。
でも、それを落とし込まれた、と感じてしまうと、そのプロジェクト活動を自分事にしていくことが難しくなります。

ですので、まずキックオフをする時に、自分たちなりの目的を対話から紡ぎ出していただくのです。
抽象度をあげてしまえば、同じことを言ってるかもしれません。でも、自分たちで生成した言葉の持つ意義・価値は全く違うはず。このプロセスがとても大切なのです。

与えられた目的の言葉ではなく「私たちの目的は何か」という言葉を紡ぎ出すプロセス。

今日は、6年前と4年前に送りだした先輩リーダー達が4人も会場までわざわざ会いに来てくださいました。
皆さん、それぞれ頑張っている様子が伺えて、母親のような気持ちで嬉しくなりました。
併せて、組織のトップが自らメンバーと語るところに来てくれたのも嬉しいことです。
そのような機会を裏で色々画策してくれているのも、場の意義を理解し一緒に伴走支援してくださっているからこそ。

今期のプロジェクトは、担当の部長さんが以前の受講生ということもあり、プログラムの意図も内容も気心も知れているので、とても助かっています。
全力で応援してくれてる人財育成兼対話型組織開発というプロセスの一年がまた始まります。
このプレッシャーをメンバーと共に楽しみながら、しっかりと歩いていこうと思っています。